タンメンの美味しい店

タンメンの美味しい店~東京の西エリア

 

次は東京でもやや西側のエリアでタンメンの美味しい店を紹介していきましょう。このエリアで有名なのが、東京都杉並区西荻南3丁目の「はつね」です。

 

食べログ等でもレポートがたくさん出ている有名店で、透明感のあるスープと肉類の無い野菜だけのタンメンとなっています。油分も最小限に抑えられ、ほんのわずかに浮いている程度で、ちょっとヘルシー感覚の仕上がりになっているのが特徴です。それでもスープを飲んでみればわかるのですが、野菜からの旨みがしっかり出ていて非常に美味しいと評判です。動物系の味ではない独特の味つけで、野菜の甘さが抜群のバランスとなっています。

 

薄く白濁したスープが特徴なのは、東京都中野区東中野3丁目の「十番」です。この特徴的なスープに、中太縮れ麺、白菜、ニンジン、ニラ、キクラゲ、豚細切れで具が構成されています。味付けは鶏メインだと思える動物系出汁ですがやや薄めな仕上がりで、一緒に炒め刻みニンニクもポイントになっています。

 

東京都小金井市貫井北町3丁目の「陳さんのタンメン亭」はその名の通りにタンメン専門店でメニューはタンメンのみです。スープは無色透明のあっさりタイプで、白菜、モヤシ、細切り豚というシンプルな具材を強火でやや焼き目をつけた歯ごたえも美味しさの秘密でしょう。麺は中細麺でこれが合っています。

 

「まるよし商店」(東京都練馬区桜台1丁目)の「赤玉たんめん」も個性的です。9種の香辛料をブレンドした辛味噌が炒め野菜の上の赤い玉で、これを少しずつスープに溶かしながら食べます。辛いながらも後を引く味とはまさしくこれのことでしょう。