タンメンの美味しい店～タンメンは横浜が本場
ここまで東京を中心にタンメンの美味しい店を紹介してきましたが、中華街のある横浜も無視することはできません。むしろタンメンは矛浜の方が本場かもしれません。
横浜タンメンは基本的に塩味の中華スープとなっています。これは鶏ガラや豚骨などの中華スープに塩で味つけしてあり、透明、半透明のスープが多いようです。
具材となる野菜ではモヤシが必ず入っています（他の野菜は店によって異なる）。豚肉は入る場合が多いのですが、魚介類は使用せず、カマボコ等も入りません。ポイントはただ野菜を炒めるのではなく、ごく短時間炒めてからスープを注いで、野菜の旨味をしっかりスープに溶け込ますのが調理法のミソで、片栗粉等でのトロミもつけません。麺は平打ち太麺が基本で、細麺はごく少数です。
横浜の激安店として人気があるのは横浜市西区南幸1丁目の「龍味」で横浜駅西口のトーヨービル地下にあります。特に昼時は行列のできる店で相席も当たり前という人気です。
タンメンは450円ですが、バランスも良く、野菜の仕上がりも麺も美味しいお勧めの一品です。
東神奈川駅入口の角にある「吉田飯店」も客入りが良いお店で、ここのポイントは何と言ってもボリュームです。普通の1.5倍程度はありますが、それでも680円という安さです。しっかりコクが出ているスープで野菜もしっかり馴染んでします。
看板メニューはタンメンで、メニューの筆頭に書かれているのが桜木町の「大来」です。ニンニク風味はちょっと個性的ですが麺や野菜のバランスはしっかり取れています。他にも反町の「八龍」、横浜市を中心に14店を展開するチェーン店の「一品香」など、横浜に美味しいタンメンの店がたくさんあります。